美しい庵主さん
(うつくしいあんじゅさん)
二人の都会の男女学生が浮世離れた尼寺を訪れ、大学に通う美しい尼さんとの友情を通じ青春の尊さを知る、爆笑と諷刺と哀愁を込めた青春ユーモア篇。
監督
西河克己
キャスト
昌妙尼=芦川いづみ 安杉(あがた)昭夫=小林旭 増井悦子=浅丘ルリ子/昌光尼=東山千栄子 智道尼=七尾伶子 栄勝尼=高橋とよ(松竹) 大きい男=千葉信男 大竹屋の息子=小沢昭一/大竹屋の主人=天草四郎 怪しげな紳士=藤村有弘 昌妙尼の父=永井柳太郎 昌妙尼の母=田中筆子 智円尼=福田トヨ/学生A=柳瀬志郎 県立大学の学生B=黒田剛 村上和也 井田武 学生B=近江大介 山本屋の娘=横山美代子 昌妙尼の嫂=重盛輝江 ブルーキャットのマダム=堺美紀子/ロカビリー歌手=岡田朝光 ウェスタン・キャラバン=ウェスタン・キャラバン 北沢庸一 須藤和美 津田京子 原田英子 岩渕リリ(以上5名、劇団あすなろ)
脚本
窪田篤人 西河克己
音楽
池田正義 
その他スタッフ
原作/有吉佐和子(新潮社版) 撮影/姫田真佐久 照明/河野愛三 録音/八木多木之助 美術/小池一美 編集/鈴木晄 助監督/山内亮一 製作主任/山下昭 スクリプター/白鳥あかね スチール/斎藤勘一
こんもりと生い茂る杉林の奥に、古びた尼寺「明秀庵」がひっそりと建っている。ある日、浮世離れしたこの山寺に、庵主さまの姪御・悦子が十年ぶりに東京から遊びに来るという報せが入った。庵主さま昌光尼はもちろん、栄勝尼も智円尼も喜び、歓迎準備に忙しくなった。颯爽と乗り込んで来た悦子のロッカビリー調のお転婆ぶりもさることながら、彼女が同じ大学のボーイフレンド昭夫と一緒なのに、昌光尼達はびっくり仰天。バーでバーデンのアルバイトをしていた昭夫は、マダムとのちょっとした浮気が悦子の逆鱗に触れ、頭を冷すためと、卒業論文を書くために、この尼寺に引っぱって来られたのだ。神秘的な美しさを湛えた尼さん達を空想していた昭夫は、お婆さんの庵主さまや弁慶みたいな栄勝尼にガッカリ。ところが、お風呂の火を焚いてくれる若い尼さん昌妙尼とバッタリ顔を合わせた昭夫は、その美しさにショックを受け、思わず熱い湯舟に飛び込んだ。明秀庵の庵主さまは代々美人がなるという言伝えがあり、昌妙尼は次代の庵主さま候補で、目下県立大学へ通学中である。翌朝、昭夫は早く起きると、まめまめしく昌妙尼の手伝いをするばかりか、寝坊して起きて来た悦子の面倒まで甲斐甲斐しくみるので、尼さん達は呆れるやら感心するやら。悦子が行きがかり上のお見合で出かけた日、昌妙尼に愛の告白にやって来た図体のでかい男を説得して帰した昭夫は、その宵しみじみと昌妙尼と語り合い、彼女が灰色の青春の中で、いかに清くまじめに生き抜こうとしているかを知り-。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1958
公開年月日:1958/5/6
上映時間ほか:モノクロ/97分/シネマスコープ・サイズ/10巻/2506m
© 日活

ロケ地

【東京都】千代田区(明治大学)/八王子市
【静岡県】伊豆の国市(随昌院本堂) 

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